『国の借金』
という言葉がある。
2015年6月末時点で1057兆2235億円。
報道でもしばしばあるのだけども、
この金額を国民の数で割って、『国民一人当たり〇〇円』と表現される。
上記に従って言えば
『国民1人当たり約832万円の借金』
なんか、大変な借金を僕たちが返さなければならないような雰囲気だが、これは誤解だ。
おそらくマスメディアの恣意的な表現だと思う。
メディアは、しばしば、不安を煽る。
不安は人の本能に簡単に働きかける。
地震や残酷な事件、はたまた個別の不倫などである。
そうすることで、新聞や週刊誌は飛ぶように売れるのだから、メディアはすすで、不安を煽る記事を書く。
批判にさらされた個人がどうなろうと知ったこっちゃないということだろう姿勢だ。
さて、
簡潔に言えば、国民一人当たりがそんな借金を抱えているわけではない。
『国の借金』は、英語で「Government Debt」で、『政府の借金』が正しい。
国はどこから金を借りているか?
国民からである。
国民の預金、保険、年金などにより、そのお金を政府が借りて運用を行なっている。
国民が金を返さないといけないのではなくて、国民は貸し手なのである。
国の借金が大変だから、消費税上げますというのもおかしいのがわかるだろう。
貸し手である国民が、借金の補填をするなんてことなんだから。
そこらへんのことを著名人がいくら語っても、広がっていない現実がある。
バカマスコミが真逆の情報を流布しているからである。
ということで、すこし情報を紹介したい。
【三橋貴明】国の借金1057兆円の大嘘 2015年8月12日
【苫米地英人】国の借金は国民の借金ではありません。むしろ貯金。
【麻生太郎】反日勢力が日本国民に知られたくない【日本の借金ホントの所】