今日は、午後からは通常臨床業務を離れて、研修会参加。

■メンタルヘルス研修会

係長対象の研修会だ。

この職場におけるメンタルヘルス研修会は、人気もあるらしく参加してみたかった。
(つまり、以前すっぽかしたことがあった)

外部講師によるプログラムで、こういう機会が必要な人にはいいと思う。

僕は自分のメンタルヘルス(対処)にほぼ問題のないと思っているので、参加する必要性を感じていなかったんだけどもね。

マンツーマンならまだ参加してもいいと思っていたんだけども、多人数対象の講習会を受けても、時間がもったいないと思っていた。

知識や思考なら、自分のメンタルヘルスはある程度保てていると、そう思っている。

自分のメンタルヘルスを保つ技術も、自分でオリジナルなものを持っている。
→科学的に検証し得ないので、破綻するのかもしれないけども。

今日の研修会に参加して思ったことは、やはり、僕にはこういった研修会は向いていないということ。
知識・技術ともに、自分の持っているものを上回るものと感じることができなくて、どこかお遊戯的だと感じた。

ストレスと自殺者についての講義から始まったんだけども、僕の死生観やストレスに対する考え方とは全く違っていたので、ゲンナリした。
自死(自殺)に負のイメージをあたえ、それを予防するという話では、あまりにも一面的に感じた。

やはりこういうのは多人数に対する抗議ではなくて、マンツーマンで話し合わなければならない。

定義が違ってしまえば、そのあとも全く話がかみ合わないのだ。

そういった研修会モードだったんだけども・・・

逆に、とても良いこともあった。

それは、交流。

他部署のスタッフ(係長ね)と交流が取れたこと。
時間をとっていろいろ話せたのは良かった。

そう考えると、そういうのも込みでメンタルヘルスなんだろうね。

――――――――

さて、
研修中にはいくつか課題もあったんだけども、その課題のひとつが(僕にとって)大問題だった。

・・・

その課題とは

■人生曲線を描きましょう。あなたはどんな「プチどん」を話そうかと思いますか?

というもの。
「プチどん」とは「どん底ではなく、ちょっと落ち込んだりしたこと」という意味で使われている。

で、その曲線を描くために

X軸(横軸ね):時間(年齢)
Y軸(縦軸ね):+(上)方向に「好調」/-(下)方向に「不調」

で、線(グラフ)を描くというもの。
「不調」「どん底」は下向きの線になるし、「好調」は上むきの線になる。

で、みんな右方向のぐにゃぐにゃとした線をあげいていく課題だ。

そして
たぶんこの会場でただ一人、僕だけがこの課題ができなかったと思う。
研修に参加している係長のみなさんは、右側に向かって上向きやら下向きやらの一本線を描いていたのだけども・・・。

僕はいざあるところにポイントを打とうと(あるいは線を引こうと)おもっても、筆が止まる(実際に持っているのはペンだけど)。

人生におけるイベントならポイントを打てる。
卒業式や、誰かが死んだ日や、今日・・・などというポイントだ。

けども、そこに「好調」や「不調」という要素を考えると、とてもポイントは打てないのだ。

人生常に絶好調にも感じるし、その逆でもあるのか・・・

いろいろ自己分析した結果
僕は人生を「好調」「不調で捉えていないのではないか?

あるイベントにしたって、いろいろな見方がある。
後から思えば何かの前兆のものだったり。
そう思うと、あるイベントというのも、ポイントとして表すことができない。
今生きている現在の自分自身にまだ関わり続けている事象だからだ。

そのイベントに始まりも終わりもない。
(いつ始まって、いつ終わったのかが定かでない)

だから、
ポイントの打てるイベントは、◯歳の誕生日とか、成人式の開催日とか、そんなもの。

・・・わかりにくいか?

例になるかわからないけども、挙げるとすれば、

ある人(一般に言う彼女や彼氏を想定してもらえばいい)
そういう人と、付き合う(あるいは別れる)ということを考えると、それはポイントが打てる事象だろうか?
告白した時間や別れる儀式をした時間(別れを告げた時間)とかならば、そこにポイントとして打てるけども、「はい、この点(時刻)で付き合いました(別れました)」っておかしくない?
「◯年◯月◯日◯時◯分、その時から私たちは付き合っています」とか?

まぁ、この課題の解法をいろいろ考えたのだけども
僕にとっては、「人生曲線」を描くという設問が成り立っていない。
簡単に考えることができなかったのだ。

先日の朋友の死についても、自分の死ということに対しても、僕は「好調」「不調」の枠組みで捉えることができない。

本来ならば、この課題で、自分の「プチどん」を他者(パートナ)に話すというプレイをするわけだったんだけども、上にあげた理由で、そもそも「人生曲線」がかけませんと相手(←同じく研修に参加していた某課の女性係長さん)に説明した。

で、
『神の領域』だと言われた(爆)!

ということで、新興宗教を立ち上げることにしました(笑)!

いやぁ、良い研修会だった!


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参考

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足川 和隆 理学療法士18年生! 毎日、始発で出勤、最終で帰宅の米子~松江の通勤をしています!

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