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病院におけるマーケティング

先日、病院でリーダーシップ研修会というのに参加した。

僕は『係長』の役付きなので、参加が義務付けられている研修会(というか、参加できる)

内容は、マーケティングについてのものだったのだけども、内容には幅広く様々な分野の知識が含まれていたので勉強になった。

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マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
(Wikipedia より)
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あとは、具体的に動くことがが必要だと感じた。

たとえこのような講習会を受けてマーケティングに多少精通したとしても、実行がなければ何も起こらない。

今回の講演会では、その辺りの提案はなされなかったけども、リーダーシップをとる人間としては、それらは各部署で自分で考えていかなければならないことだと思う。

さて
【マーケティングの対象】について考えよう。
講演会の中では、マーケッティングの対象については言及されなかった。

病院におけるマーケティングの対象を考えるとき、通常のイメージとしては利用者を据えると思う。そして利用者というと、患者さん…と思いつくと思う。しかし、病院の利用者は患者さんだけではなく、そのご家族、出入りの業者、学生、救急隊員、他病院・施設、開業医、ボランティアスタッフ、地域住民などなど様々ある。

また、マーケティングの対象として考えるならば、病院外だけを考えてはいけないことだと思う。

自院の魅力を院内のスタッフ自身にも周知する必要があるし、病院は、スタッフを装備する上で(あえて装備と書いた)、スタッフを病院に縛り付ける仕組みを考えなければならない(あえて、縛り付けると書いた)。

どこの病院(あるいは組織)にもあることだと思うが、良質なスタッフを備えることと、その流出を避けることが大切だと思う。

マーケティングは、院外にも院内にもその対象を考えておかなければならない。

なので、
院内向けスタッフが何を想い、何を求めているのかというマーケティングも必要だ。

もひとつ踏み込もう。
僕自身が何を想い、何を求めているかを自分自身で把握・実感することが大切だ。

何も想わず、何も求めず、淡々と給料をいただいて過ごすという生活は、僕は求めない。

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