今日はICLSコースがウチの職場で開催された!
ICLS(Immediate Cardiac Life Support)コースでは突然の心停止に対して最初の10分間の適切なチーム蘇生を習得するもの。
僕は前回の2月に受講者として参加させていただいたのだけど、今回はスタッフ(タスク)という恐れ多い立場で参加させていただいた。
受講生としてリハビリ課からはのPT1名、OT1名の参加があった。
(ほんとは、もっと申込者がいたのだけど、受講申込者過多でリハからは2名の参加許可となった)
コース目標は
・蘇生を始める必要性を判断でき、行動に移すことができる
・BLS(一次救命処置)に習熟する
・AED(自動体外式除細動器)を安全に操作できる
・心停止時の4つの心電図波形を診断できる
・除細動の適応を判断できる
・電気ショックを安全かつ確実に行なうことができる
・状況と自分の技能に応じた気道管理法を選択し実施できる
・気道が確実に確保できているかどうかを判断できる
・状況に応じて適切な薬剤を適切な方法で投与できる
・治療可能な心停止の原因を知り、原因検索を行動にできる
リハビリスタッフは、普段ICLSに触れる機会はかなり少ない。
単語レベルでも分からない。薬や処置や診断、医療機器のそれぞれの名称さえも初耳だったりすることしばしばだ。
研修の午前までのところででは、不安もあった。
が、終了間際では2人の評価は非常に高かった。
講習に対する姿勢と、出来が良かったらしい。
研修終了後のスタッフ反省会や懇親会(=飲み会)においても、そういった声をかけられた。
「リハはほんとに良かった」と言われ嬉しかった。
受講生2人のことなんだけど、なんだか僕が褒められているようで申し訳なかった!
こうやって、様々なスタッフに励まされて僕たちは成長していけるんだなと思った。
目の前で、人が倒れた。
こういうことに対して、慌てふためかないように、そして患者さんに害を与えることがないように、そして救えるようにトレーニングを積んでいきたい。