昨日の夜
いつもの通り、最終列車を降りた。
無人の駅は寒くて、あたりは真っ暗。
そこを抜けて
小さな外灯が照らす路をまっすぐにすすむ。
徒歩で進む路は静かで、澄んでいた。
僕の向かう正面には大きな北斗七星。
小学校で習った通り、北斗七星を手がかりに北極星を探す。
北斗七星の左に、北極星を見つける。
そうしたら次はもっと左に向いて、カシオペア座。
さらに左を向くと
オリオン座
オリオン座をみる頃には、僕の体はすっかり進行方向と逆。
オリオン座が見つかると、冬の大三角を確認する。
冬の第三角をみるころには、僕はすっかり星空に抱かれているような気持ちになる。
知らない星座がいっぱいあるけど、楽しい。
久々に
星空をみた。
そんな気がした。