過去にいろんな問題が取り上げられた首相・・・
■森喜朗 元首相
彼の発言が、先日ニュース(産經新聞)になっていた。
こう言っておられたらしい。
『挙げ足取りが日本のマスコミの悪いところ』
確かに、マスコミはその通りだと思う。
批判ばかりして、功績をたたえることをしない。
特に、朝日新聞の捏造・過剰報道はひどく、「捏造する」ことや「執拗に攻撃する」ことや「偏向報道する」ことを表す動詞として『アサヒる』という単語も生まれた。そのほか、「マスゴミ」という侮蔑語よく聞く(というか、ネットでみる)
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※アサヒる(wikipedia)
定義:捏造する。でっちあげる[1]。執拗にいじめる。自らの論調に相容れない者を執拗に攻撃する[2]。
アサヒ-るという形をとるラ行の五段動詞。
2007年9月25日の日本文化チャンネル桜の番組内の発言から発祥したものである。
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(あと、捏造と言えば「TBS」。酷いよね。)
さてさて、
森さんのことで思い出すのが、
■神の国発言
首相時代に発言したことで、かなり批判を受けておられた(wikipedia「神の国発言」)。
けど、僕が初めて「神の国発言」をニュースで聞いた時は、かなり「いいこというな~」と評価した!
「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞ~云々」という発言。
僕は「神」と聞けば、頭に浮かぶのは西洋的な「GOD(ゴッド)」ではなくて、神道の「神」だ。
本居宣長(モトオリノリナガ)の「古事記伝」における定義(後述)が有名だ。
勝手な解釈で悪いけど、つまり
『良かろうが、悪かろうが、なにか尋常でないもの、なにかに長けた能力を持っているもの。それが神』
ということだ。
神道にかかれば、いい奴でなくても悪い奴でも神になる。
貧乏神とか?
また、何か技術に長けてたら神様にしてしまう。
ギターの神?
自然に対する「思い」も神にしてしまう。
自然に対して何か(感謝や畏怖やおおきな力)を感じて、そこに神とする。
これは、やはり日本人の感性のすばらしいところだと思う。
なにせ、日本には八百万(やおよろず)の神がいる!
石コロだろうが、風だろうが、舞い降りる雪だろうが、そこに何か(=神)感じてしまう。
「神の国発言」
僕は、こう受け取ったのだ。
『日本という国は、代々続く天皇を中心とした国で、国民はすべて何かに長けている素晴らしい国なんだよ』
と・・・
そんで、感心していたんだけどね。
「僕も八百万の神に囲まれてるし、その一員でもあるかな・・・」
と認識できたしね。
森さん個人の批判とともに、不相応な発言ということで、かなりバッシング受けているけど、僕は、この言葉(神の国日本)に関しては気に入っているよ!
ちなみに、本居宣長の古事記伝における神に関わる記載
↓
「尋常ならず優れたる徳のありて、可畏き物を神という。優れたるとは、尊きこと善きこと、雄々しきことなどの、優れたるのみを言うにあらず、悪きもの奇しきものなども、世に優れて可畏きを神というなり」(古事記伝)