2007年2月号の「作業療法ジャーナル(vol.41 No.2)」を読んだのだが・・・
なんだか,悶々とする.
というわけで・・・
■これでいいのか?作業療法ジャーナル!
※あくまで,個人的な意見なので,読む方は気分を害されるかもしれません.
最初に謝っておきます.ゴメンナサイ
m(_ _"m)ペコリ
さて・・・
今回の特集は「生活と腰痛」!
作業療法士の捉える腰痛とは?
なんだか,ワクワクだぞ!
しか~も!!!
トップに菊地臣一教授,関口美穂助手(福島県立医科大学医学部)の記事!!
タイトルは「腰痛とは」とコンパクトなものの,内容は世界の腰痛に対するリアルな認識を紹介してくれる素晴らしいものだ!
■腰痛の定義
■腰痛の病体に対する概念の変化
■新しい概念に基づく腰痛治療
■腰痛の診療ガイドライン
■新しい治療体系
■治療戦略は
でかしたぞ,作業療法ジャーナル!!
よくぞ,菊地教授を取り上げた!!
このあと,作業療法士がどのように展開していく!?
ドキドキ(゜∀゜*)(*゜∀゜)ドキドキ
と,意気込んでいたのだが・・・
( ・_ゝ・)ツマンネ
ジャーナル全体として,
菊地教授の紹介する「腰痛」のとらえ方をあんまり反映していない,つまらないものだった.
(そういう趣旨じゃないのかもしれないが・・・)
記事一つ一つはにいろんな工夫や情報があり,興味深くなくもないのだが(←?)
ただ,菊地教授の記事にはどうしたって劣ってみえてしまう.
腰痛は「解剖学的損傷」から「生物・心理・社会的疼痛症候群」へ・・・
というところを,ジャーナル全般で作業療法的(←コレがどのような事か分からないが)に解説してくれるものだとばかり思っていた!
現実は・・・
「解剖学的損傷」から抜け出しきれていない理学療法/作業療法の現在があるというというトコロだ.
個別の記事を批判したいワケではなく,ジャーナルという記事の集合として,つまらなさを感じてしまう・・・
ハァ~つまらん!!つまらん!!
トップの菊地教授のスバラシイ記事がもったいない!
ジャーナル冒頭の「特集にあたって」という部分に
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『作業療法が障害を持つ方々への治療だけでなく,広く国民の健康と生活の向上に寄与できることを表明したい』そのような熱い思いで企画された.
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とある!
これは,とても良い事だと思う.
「熱意」って大切だ!
企画としての立ち上げの視点も素晴らしいと思う.
ただ・・・
どうでしょうか?企画として達成されましたでしょうか?
作業療法ジャーナル 41/2 2007年2月号
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