症例検討会があった。
模擬の症例さんでの検討だったのだけど、
栄養管理
誰がやるか?
どのようにするか?
という項目で、
『生活状況を考えると、この方は配食サービスが利用できる!』
『配食サービスで塩分制限も考慮した食事を提供しよう!』
と意見がいくつか出た。
でも
アレよね
提供するのと、実際にその食事をキチンと食べる・そして吸収される、というのは違うから、
それは
『栄養管理』ではなくて
『食事提供の設定』に過ぎないんだよな…
必要栄養量や、内容の設定・・・
それだけをしておいて、『管理』とは言えないはずだ。
考えてみると、これはその他のサービスにも当てはまると思う。
計画立案して、それを提供して・・・
あるいは、詳細なマーケティングを行って、商品を市場に出して・・・
たとえ、そのサービスが
良いもの、だったとしても
それが、相手の口に合わなければ
あるいは消化・吸収に不具合を起こすようなものであれば
全くの無駄になる。
それが、相手にとって、どういう具合に消化・吸収されているのかを評価しなければならない。
(消化・吸収・・・って、胃腸の話だけではないのだ。)
むしろ、考えるべきは
サービス設定の、その後
サービスを一生懸命立案して、提供するだけではダメだなぁ
なんて、症例検討会で感じた。
消化不良?