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急性期病院の立場

昨日開催された脳卒中地域連携パス合同委員会。

意見も言えたし、交流も持てたし、終了後もパスタの食べたし、満足した。

でも、
すこし引っかかるコトがあるんだな。

というのは、うちの病院の脳神経センターの看護師さんが、この会に誰一人として参加していなかったというところ。

いろいろ理由があるんだと思う。
日頃バタバタしている中で、良い看護を提供できるように努力しておられる様子も間近で見ていて尊敬していたりもする。
なので、都合がつかなかったりするんだろう。

そこを
あえて言わしてもらうと、

この急性期病院側の看護師不参加が、連携先に対してどのようなメッセージを与えるだろうかということ。

おそらく、会場には「なんで来てくれないんだろう?」と思った連携先スタッフもおられたはずだと思う。

というのも、僕が新人の頃、リハビリ病院で働いていた時にそう思っていたのだ。

そして、なんとなく(実情も知らないのに申し訳ないが)、急性期のスタッフはこういった連携や地域のコトなどについて無関心なんだろうと感じていたりした。

自分たち(急性期)主催の勉強会以外にはなかなか顔を出してくれないし、地域の交流会にも協力してもらえない、そんな雰囲気だ。

若かりし僕は、すこし穿った見方をしていたと思うが、それが素直な気持ちだった。

で、今朝
病棟師長に少し文句を言わせてもらった。

師長は少しキレ気味だった。
最後には、そっぽを向いて、「今後検討します」と言い放った。
あるいはあんまり相手にしてもらえなかったかもしれない。

ちなみに、病棟師長は、普段から温厚で、スタッフに対する気配りもよく、患者にどこまでも優しいお方なので、この方の人間性を批判したいわけではない。

師長の話によると、この会議が行われる前に、病状的に大変な患者さんがおられて、対応しておられたらしい。もちろん会にも参加したかったと。

しかし、
もう一歩、考えてもらいたいのだ。

大変なのは急性期病院じゃなくて、どこの職場もそうなのだということ。
もちろん急性期以上に大変な状況で働いておられる方たちもあるだろう。

そして、そんな中を都合つけて連携の会に駆けつけてくれているスタッフがいるということ。

なにのためか?
連携のためだ。
患者さんにより良い医療サービス・介護サービスを提供する連携のためだ。

で、その会場に急性期スタッフが不在だったら、連携先のスタッフにどんなに残念な思いをさせてしまっただろうかというコト。

だから、大変な状況でも、連携を犠牲にしないようなシステム作りを管理者として整えてもらいたい。

体制を整えてなかったのが悪いと責めたいのではない。
これから整えてもらいたいという願望だ。

そして、こんなにも頑張っている急性期の看護師たちが、連携先から飽きられてしまわないように、連携先のスタッフをがっかりさせてしまわないように。

なんとかシステムを構築してもらいたいものだ。

ちなみに、師長のことだから、なんとかしてくれるだろうと期待している。

ただ、今回はちょっと残念な気持ちを抱いたのだ(期待しているだけに)。

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参考

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足川 和隆 理学療法士18年生! 毎日、始発で出勤、最終で帰宅の米子~松江の通勤をしています!

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