本日をもって、職場のリハビリテーションセンターが解散となった。
僕の実感としては、リハビリの病棟は機能的には終息に向かっていた感を感じていたので、驚きはなく・・・と言いたいけれど、さみしい感じは拭えない。
急性期病院の中で存在するリハビリテーション科の存在。
うちの病院にリハビリテーション科が開設されたのは平成12年(らしいが、本当かどうか・・・)。
ともかく、長きにわたってリハビリテーション病棟も活動してきた。
新病院になってからは名前をリハビリテーションセンターに変えての活動だった。
主に急性期治療を終えて、患者さんが次の施設や病院、そして在宅へ移られるまでの間の、さまざまな意味での調整を行う病棟だった。
病棟(センター)が解散となってもリハビリテーションを担う組織がなくなるわけではない。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士はそれぞれの急性期の分野でかつやくすることになる。
・・・というか、それは現状のままだ。
リハビリテーション病棟(センター)がなくなるのは、さみしい気持ちもするのだけども、形だけ存在していても仕方がないことで、これは新たなステップとしても意義のあることだと考えている。
急性期医療の根底を支えられるセラピストの集団として、新たな形でできることは様々あると思う。
病棟配置や連携を強めることを前提とした急性期特化。
できること(そして、やらなければならないこと)は多いと思う。
ある意味、3年くらい前から「こうなるだろうな」と考えていたことが、やっと進んでいる感じがする。
止まってはいられない。
止まってはいられないのはどこもそうだけども、僕たちの手で最高医療(リハビリテーション医療)を提供できるように邁進したい。