みなさま、よいクリスマスを!
そして 『ティム坊が言った通り、「神よ、私たちをおめぐみください、みんな一人一人を!」』 (ディケンズ【クリスマス・カロル】より)
クリスマス・キャロル (新潮文庫) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
クリスマス・カロル(クリスマス・キャロル)は、ディケンズの作品で、毎年クリスマス前に読んでいる。
僕たちが何を大切にしていくのか、改めて考えさせられる。
与えることの大切さ。 自分以外の人に対しても、優しい目を向けること。
「クリスマス・カロル」という物語には そういうことが、厳しく暖かく描かれている。
今できること、今しかできないこと、大切だけど気がついていないこと、後からわかるものごとの大切さ。
世の中には、いろんな矛盾があることは承知している。 そこに飛び込むのに勇気がいることも知っている。
と同時に、そこに楽しさもあることを知っている。
このクリスマス・イヴのひと時でもいいから、そういったものに目を向けていきたい。
人生を洗い直すのによい行事だと思う。 みんな与えられるものはたくさん持っていると思う。
僕は医療職だから、医療技術を提供することもひとつ大切なことだともう。
クリスマスは、与え”られる”ために存在するんじゃない。
みんなが、与え合うことに感謝することができると思う。
今日はクリスマスイヴだからだろう、早く帰るスタッフも多かった。
家族で、あるいはおつきあいの人と素敵なひと時を過ごしたかもしれない。
そういうのもいい。
病床でクリスマスを過ごす患者さん
そこで昼夜を問わず働く看護師・医師
患者さんには、スペシャルな治療を
病棟には、ケーキを それぞれ僕なりに、深い感謝の念ではこんだ。
この場合、与え”られた”のは僕の方になるわけです。
そして
『ティム坊が言った通り、「神よ、私たちをおめぐみください、みんな一人一人を!」』
(ディケンズ【クリスマス・カロル】より)