某、地元書店。
本屋は好きだ。
たしかに、ネットの利用では、より安く、より早くということが可能だ。
ネットはネットのよさがあるけども、しかし、本屋をブラブラする感覚はネットでは味わえない。
書店に足を運ぶようになっているのは、自分の足で散策する楽しさというものがあるからだ。
こと、最近は地元の企業に金を落としたいという気持ちも強くなっているので、地元の書店で買うことにおいては、多少時間がかかろうが高くつこうが手間がかかろうが気にしないことにしている。
日曜日
いつもは夜中に行く書店にも、陽が高いうちから参上。
足が疲れるほどブラブラしてしまう。
あるいは、単に歳をとっただけなのだろうか・・・
もう帰ろうかと思って、出口付近にむかい、
一つの書棚のまえで足を止めてしまった・・・。
最下段にある3冊に注目していただきたい。
そこにあるのは、「一個人」という昭和天皇を特集した雑誌だ。
一個人 (いっこじん) 2012年 02月号 [雑誌] | |
クリエーター情報なし | |
ベストセラーズ |
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自分の感性がどうかわからないけども、こういったことには疑問を感じる。
昭和天皇の写真がわざわざ、客に見下ろされるような位置に、最下段に置かれている。
たかが本
たかが写真
などとは言えない気がするのだ。
店員なのか、あるいは書店の意思があるのか分からないが、つまりはこういうことをしても何とも思わない感性なのだろう。
そういうことを考える僕のことを考え過ぎ、過剰反応野郎と思われるのかもしれない。
あるいは、右翼思想というレッテルを貼られてしまうのかもしれない。
しかししかし
なんだか、残念でならない。