明日から3連休だ。
今夜は製薬会社主催による疼痛に関する講演会に参加。
全般的に言って、薬剤というものは、名前は聞くけども効能などはあんまり理解できていない。
いや、そもそも分からないことなんてのは多すぎなのだけども、こと薬剤に関しては、さらに知識が浅いのだ。
なので、
非常に貴重な機会を得て嬉しかった。
・・・のだが、恥ずかしながら知らないことだらけで、課題ばっかりが増えた感じだ。
非常に面白おかしく話を進めていただいたので、聞きやすかったのだけども、解さないこともあった。
『脅迫は最良の(←最大のだったかも?)教育』
と説明されたことにある。
ほんの冗談の一片として画面に映し出されたので、流しても良いことなのかもしれないけども、それにしても引っかかるのである・・・
(もしかしたら、主なる話が分からなかったから、こういったことばかりに意識が向いてしまったのかも。あるいは、僕が文脈を間違えてとらえてしまっていたのか。)
内科医が「血圧」と「死」を関連づけるように・・・、という文脈で語られていたと思うが、それは『脅迫』ではない。
あってはならないと思う。
ましてや、『疼痛』の領域にあっては『脅迫』は禁忌ではなかろうかという感さえある。
患者さんに与えるのは『安心』であると思う。
信頼を得るために『脅迫』を用いるのであれば、それは似非宗教と変わりがないのでは?
そんなことを思いながら、『医療』に思いを馳せた。
いや、完璧僕の聞き間違いや思い違いなのかもしれないのだけどもね。
『医療』を考え直す、そういう意味でもいい機会になった。