僕達は4月7-11日と、5日間、宮城県に救護班として向かってきた。
医師、看護師、薬剤師、事務
7人のメンバーで5日間を一緒に過ごした。
食事も寝床も一緒だ。
救護班は、役目が終わると、またバラバラになる。
それぞれが、それぞれの日常業務へと戻ることになる。
現地であれこれと意見を交わし、一緒に過ごしたメンバーがバラバラになるというのは寂しいものである。
あれから、早くも約1か月・・・
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今日は、
久々にチームが集まった。
また集まりましょうと、そういう話をしていたのが実現した。
救護班に「打ち上げ」というのは、どうも似つかわしくない
『お疲れ様会』とした。
で
僕が 主事 幹事だ。
会場は、松江で旨いという評判が絶えない
■やきとり蘭土(らんど)
7人といえど、徐々に集まってくるのが嬉しかった。
「ここ旨いんだってねえ」という声のもと、テーブルを囲んだ。
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杯を交わした後、あれやこれやと盛り上がった。
病院のこと、救護活動でのこと・・・
やはり、集まるといいものだ。
懐かしさというのではなくて、また、みんなが同じ空気感で自然だった。
現地でもそうだった。
と思いつつ。
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震災が起こったのが3月11日。
この日は、今後永遠に日本の歴史、世界の歴史に刻まれることになるだろうと思う。
そしてそれから、もうすぐで2ヶ月が過ぎようとしているんだ。
僕達が被災地から帰ってきたのが、4月11日で、ちょうど1か月だった。帰りの途中で黙祷を捧げたのを覚えている。
かくも甚大な被害の中
時は刻々と物事を過去に換えてしまう。
3.11は地震津波の起こった日だけども、被害というのは、それから広がっている。
現地を中心に、一日一日が戦いの日であり、一日一日が復興の日である。
歴史の中に封じ込めてはならないものだ。
離れてはいても、現地で奮闘されている方応援の方に思いを馳せ、
自分にできることを、する。
小さなことでも、必ずそれが力になる。
いつもの仕事を一生懸命する。
しっかりと、生きていることを楽しむ。
「今日も皆が、元気で過ごせますように」と手を合わせ祈る。
太陽や空、草木鳥獣、海や山、人、それらすべてに感謝をする。
そうすることが
日本の力となる。
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