今日は、救護班の帰着式があった。
僕が出たのは7日~11日の第6班だった。
今日戻ってこられたのは、16日~20日の第7班。
僕が救護から帰ってきたとき、大勢のスタッフが迎えに出てくれていたのがうれしかったから、僕も毎回見送りと迎えには参加したいと思っている。
今回も大勢のスタッフが集まった。
次は手旗を作って参加したいと思った。
----------------
今日帰ってこられたスタッフの一人に整形外科病棟の師長さんがおられる。
このかたはもともとリハビリ科の師長をされていたこともあり、話がしやすい。
人だかりの中を進む師長さんに、「おつかれさまでしたっ!」と声をかけたら、
「PT(理学療法士)のニーズは高いわ」と天地真理のような笑顔で答えてくれた。
救護班はこれから報告会に向かう途中であったから、その場で詳しく話を伺うことはできなかったのだけど、師長さんは現地に行って、「PTのニーズは高い」と、そう感じられたらしい。
PTの必要性が感じられているのは、うれしいことであるとともに、不安なことでもある。
つまり、PTのニーズが高いということは、現場にPTが足りていないということなのだ。
日本理学療法士協会もどんどん動かなければならないだろう。
理学療法士協会からボランティア派遣される場合は、個人に3万円支給されるはずだが、それ以外は自己負担となる。
(実際問題、それだけでは、なかなか動けない人も多いのではないだろうか?)
もし、現場にPTが足りないとしたならば、各県士会レベルで助成金を出すなどして、どんどん現地にPTを現地に派遣することなんてのはできないのだろうか?
また、理学療法士協会で定期的に調査のための理学療法士を現地に送るなどして、適宜必要な人員を必要なところに派遣するなどできないものだろうか・・・
など、考えてしまう。
急性期をあっさりと過ごしてしまっているだけに、今後の日本理学療法士協会の今後の対応に期待をしたい。
今、日本は国難にあって、死にものぐるいで復興に力を注がなければならない時期だと思う。
「待機」とか「要請待ち」も時には必要だと思うけども、基本姿勢はそうであってもらいたくない。専門家軍団としての矜持を示してもらいたい。