今日は夕方から勉強会だった。
講師はリハビリ部長(医師)で
内容は『認知症』だった。
昔は、『認知症』は『痴呆』と呼ばれていた。
そして『アルツハイマー』というと珍しい病気の一種であったらしい。
が、
いまはどうだろうか?
ありふれている・・・というと失礼にあたるかもしれないけども、かなりの数の方がそれにあたる。
にもかかわらず、専門家であるないにかかわらず認知症に関する知識は深まったとは言えないと思う。
臨床においても
僕らは専門的にかかわっていることができているだろうか・・・?
と感じることも多い。
そこらへんの一般人がするのと同程度のやりかたで認知症の方に接してはいないだろうか?
もっと良い方法があるのに、それを深めることをしていないのではないか?
自虐的かもしれないけども、そんなことを考えてしまう。
なにも、病気の分類や薬の化学的作用を知っているのが素晴らしいとは思えないが、『それさえ知っておけば、もっとまともなことができたのに・・・』なんて後悔しないようにしたいと思う。
そんなことをボンヤリと考えながら、勉強会の余韻に浸っていた。