今日は、午後から職場を早退させていただいた。
■第13回島根認知症ケア研究会
に参加してきた。
開催地は、出雲と松江との交代で行われるようだが、今回は松江の『くにびきメッセ』での開催だった。
前回は出雲での開催で、僕はこれがはじめての参加だった。
なぜだか、うちのリハビリテーション課には連絡が来ないので、ネットで調べての参加だった。
会場に着いても当院のスタッフ皆無。
おそらく、どこかで情報がストップしていること間違い無しだ。
さて、愚痴っていても仕方がない。
会場へは遠出の行ける距離なので早足で到着。
無事間に合った!
全般的に面白い会だ。
挨拶にもあったのだが、
『日頃の認知症ケアにおいて"困ったこと"、"気づき"や"参考になること"などを皆で共有したいと思います。』
とそういうコンセプトで開催されている。
地元で、良くお世話になっているケアマネージャーさんの【話題提供】での発表は特によかった。
『認知症の方の「この家で暮らしたい」を支えるために』
と題した発表だった。
やはり、暗い話ばかりになりがちな世界だが、「希望」を語っておられた点において簡単の溜め息を漏らさずにはいられなかった。
「希望」が必要なのだ。
やはり、カフカの「変身」を思い出した。
突然、虫に変身してしまった息子と、彼を取り巻く家族たちの話だ。
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現代においては、医学や情報の普及とともに、病気を患った方屁の理解は深まっている筈である。
病気を持った方、とりまく人達が絶望に陥らぬように「希望」や「安心」を与えることのできる側に立てたらと思う。
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発表者(ケアマネ)さんの声が(*´∀`*)モエーであったのみならず、深く考えさせられた発表だった。
この研究会においては、出雲の
高橋幸男先生(エスポアール出雲クリニック)のお話を聞くこともできる。
先生は臨床の方だともう。
この分野において造詣が深いのみならず、認知症や鬱の心理の分析の仕方は独特である。
BPSD(いわゆる周辺症状)における解説は、痛快きわまりない。
先生の単独ライブも聴きたいものだ。
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次回、『第13回島根認知症ケア研究会』は
■平成23年7月30日
出雲ビッグハート
の開催とのこと。
まだまだ、期間があるが、待ち遠しい。
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