先日、よりみちパン!セの
■日本という国
日本という国 (よりみちパン!セ)小熊 英二理論社このアイテムの詳細を見る |
という本を読んだ。
このシリーズ(よりみちパン!セ)では、以前、メディアリテラシーに関する本「世界を信じるためのメソッド」を読んでいたので、期待していた。
中学生にも分かるように平易な文章で欠かれているし、文字数も少ないから読みやすいのだ。
んが、
この「日本という国」については、内容にいささか不満がある。
文体としては、「みなさん自由に考えて」的に書いてあるのだけど、どうも、情報が偏っている気がする。
戦前後の日本について書かれているんだけども、あたかも「日本が侵略国家である」「従軍慰安婦を存在させていた」「戦後、日本の他国への賠償は不十分のまま」「首相は靖国は参拝すべきではない」「憲法9条は改正すべきではない」という印象を植え付けているように感じる。
なんだか一方的な感じがした。
賛否の両論を提示した上で、「みなさん自由に考えて」と展開するならば良いのだけども・・・
僕の思いとしてはこの本とはほぼ真逆
「日本がたんなる侵略国家ではなく、アメリカの陰謀のもと戦争に参加せざるを得なくなった。」「戦場に慰安婦は存在したが、従軍ではない。多くは朝鮮人によって慰安婦が雇われていた」「日本の賠償は十分」「首相は靖国は参拝すべきで」「憲法9条は改正すべき」
と、感じている。
けども、賛否を読み比べて
「いいものはいい、悪いものは悪い」と評価してみていく必要があると思う。
戦後アメリカの主導のもと植え付けられてきた価値観(自虐的日本史観)のみで
「全て日本が悪ぅござんした」「日本は侵略を犯したので、全て謝罪します」的な思考ストップのお人好しではいけないと思う。
世界を信じるためのメソッド―ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ)森 達也理論社このアイテムの詳細を見る |
View Comments
Unknown
あ、どもこんにちは。
最近たまに読ませてもらってます、横浜のハマと言います。
私も日頃メディアの情報操作というか、無駄にセンセーショナルに取り上げたりとか、そーゆーことにうんざりしながら暮らしているので、
(うん、うん、そーかー。)
(そういう意味で、こないだ読んだ本は中立だったなー)
とか思いながら読んでいたら、やはりモリタツさんの本でした(『死刑』)。
何か繋がってる気がして思わず書き込みしちゃった♪
また面白い話し聞かせてくださいねー
>Unknown (ハマ)
こんにちは!
コメントありがとうございます!
情報ありがとうございます!
『死刑』読んでみますね!
いまのところ、がきデカしか思い浮かびませんが・・・(爆)
またいらしてください!
「死刑」
…っつったら
そりゃもーがきデカ以外ないでしょ(笑)
死刑!!
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