僕は人を救えない。
確かに、患者さんたちは
「ありがとう、ありがとう」
と声をかけてくれる。
お年の方だと、こんな僕に手を合わせて拝む方もおられる。
そんな感謝の意に救われているのは僕の方。
ただ、僕が「技術」を提供しているのは間違いない事だと思う。
(技術と言えるシロモノかは「?」だが、理学療法士という立場にいるし、専門分野に触れて、患者さんに手を触れている)
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少し前に、日本赤十字のキャッチコピーが作られた。
『人間を救うのは、人間だ。』
と、そういう言葉が飾られている。
日赤は全国の統一化みたいなものを図っているらしくて、いまに、この『人間を救うのは、人間だ。』という言葉が、各ホームページ、名刺、ポスターなどなどに加えられることになる(もうなっているか・・・)
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僕は、この言葉が大嫌いだ。
一側面しか表していないからだ。
臨床家・・・あるいは僕のような拳法家ならば口にしない言葉だろうと思う。
いまのところ、この言葉に哲学してみても、反証しか出来ない気がする。
ちなみに、国際赤十字のスローガンは
『Together for Humanity』
こちらは良いのだが、『人間を救うのは、人間だ。』はどうもダメなのだ。
僕は、僕自身のために言葉を変えている。
『もし、人間が人間を救えるのならば』
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もし、人間が人間を救えるのならば・・・今出来ることを尽くしたい。
手を合わせて拝んでくれるおばあさんの手を、僕の手で包み込めたらいいと思う。
「手伝わせてください」
と祈りたいと思う・・・
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Unknown
難しいとこですよね。
救うとか、救えないとか…そもそもそういう次元の話なのかも分からなくなります。
『ありがとう』と声をかけて貰っても「こちらこそありがとうございます」としか返せないです…。
>花吹雪さん
こんにちは!
患者さんたちとともに共存しているってことで、十分な気がします。
「ありがとう」
「こちらこそありがとうございます」
↑よくありますね!
あと
「よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします」
もよくある会話です!
赤十字運動月間
5月というのは赤十字運動月間だしね!
(゜∀゜)/
とか言ったら、後輩ちゃんが、『え、そうなんですかぁ・・・』ととぼけた返事をしていた。
(;´д`)トホホ…
赤十字に務める人間でさえもこうだから、世間様も同じく認識が乏しいのかも知れない。
そういえば、うちの...