駅からの帰り道
夜、歩く僕は孤独だけど、嫌いなワケではない。
携帯の着信
■願うものになりたい
そういうタイトルの曲の歌詞を送ってもらった。
純粋な希望
何か物的な欲求ではなくて、「存在」に対する欲求。
それは、きっと誰もが持っていて、「なりたい」って願っている。
心のどこかで願っている。
歌詞は続く・・・
「そうならどんなに・・・そうならどんなにいいだろう」
どんなにいいだろう
そう空想する反面
それ自体には決してなれない境界みたいなものがあって
そこにたどり着くための、仮の行動だったり表現方法を誰もが持っている。
「わかる?」
そのことを問いかけてくる歌詞。
終わりの無い欲求に手をたたく。
何回も・・・
Great Seal of the Territory
というバンドも、そのことを知っていた。
だからロックをする。
それが表現方法だから。
欲求に対する爆発的な反動としてロックがあるのだと思う。
ロックそのものは欲求ではない・・・
その領域の偉大なる刻印
それがGreat Seal of the Territory* GST”
・・・と
長いバンド歴を見返しつつ
携帯に映る歌詞をみて
たたずんだ。