今日は
■NST勉強会
だった。
(※NST=栄養サポートチーム)
栄養管理に関わる知識向上の勉強会だ。
今回のテーマは『認知症の寝たきり高齢者の栄養管理』
今回の講師は神経内科のT先生。
認知症がらみということで、神経内科医医師に声がかかったらしい・・・。
のだが、テキスト(公式な症例検討集)では、特に認知症というよりも、単に栄養チューブの「自己抜去(事故抜去?)」がある患者さんというケースだった。
患者氏名:忘 多寧(ワスレ タネ)さん
主治医:覚立(オボエタテ)さん
管理栄養士:味良(アジヨシ)さん
と、相変わらずネーミングがベネ(良し)!
講師の神経内科医は、普段はあんまり話をしない先生だ。
(かたや、部長は首根っこつかんで説教されるくらい強引だが・・・)
その先生からはあんまり情熱を感じていなかったのだが、こうして講師としての話を聞くと、いろんな経験(失敗談)や考えられていることがあるということを知った。
まぁ、当然のことだけどね・・・普段話しないとわからないのよ。
今回は、SGAやODAの数値は大雑把に参考にするといった形で、栄養管理における大きな考え方の方針を立てる・・・といった内容だった。
講師によって重要とするところが違うので、面白い。
さてさて、患者さん(ワスレさん)は
認知症の進行
↓
倒れ病院へ
↓
S状結腸の易出血性癌(多発性肝転移、局所のリンパ節転移の疑い)
↓
手術(S状結腸摘出)
↓
術後の寝たきり、栄養障害
(慎重150cm、体重32kg、%UBW:84.2%、%IBW:64.6%、BMI:14.2、ALB:2.1g/dL、総コレ:115mg/dL)
↓
覚立(オボエタテ)医師はPPNより1500mL/日の電解質輸液投与
今後の方針としては経口摂取で自宅退院!
・・・さて、どうするか?
PPN?
TPN?
PEG?
鼻注?
介助による経口摂取?
結果、PEG施行
↓
瘻孔部の感染(・・・ガクッ)
そして再検討・・・
こういう内容だった。
(説明足らずだね)
実際にあり得る(残念ながら)症例のような気がした。
往々にして、こういう方のリハ処方は、後手になりやすいのだが...
(廃用予防としてあらかじめリハ処方が出ていればよいのだけど)
今回も、勉強になった。
毎回思うのは・・・
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ちゃんと復習しろよな!
ヽ(゜Д゜)ノゴルァァア
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がんばります・・・
m(._.*)mペコリ