見逃していたけども
日経ヘルスケアという雑誌の6月号に理学療法士・作業療法士の賃金速報が掲載されていた。
給料いくら?
ってなかなか聞けないだろうけども、
こうやって調査で示されると、参考になるだろう。
ちなみに僕は、全国平均の2倍以上の賃金をもらっている。
経験年数の長いセラピストだ。
さて・・・
病院・診療所及び介護事業所の求人データから算出した理学療法士(PT)、作業療法士(OT)の賃金平均は・・・
常 勤:25万4818円/月
非常勤:1,631円/時
地域別にみると、常勤の最高額を提示しているのは関東!
常 勤:27万5128円/月
最低額は甲信越!
常 勤:23万374円/月
となっている
関東が最高額で、甲信越が最低額というのは以前から変わらない。
地域別に見てみよう
PT・OTの賃金を医療・介護サービス別でみると
常勤の月給で最も高いのは
で、以降
と続くようだ。
さて、これらの情報は日経ヘルスケアの提示した理学療法士・作業療法士の賃金速報。
詳しくは、医療・介護の経営情報 日経ヘルスケア 2019年6月号を参考にしてもらいたい。
セラピストの働く場は、どんどん拡大していっている。
企業や企業就職、学校などもあるだろう。
そこらあたりはどうなっているのかは今回の調査では不明だ。
また、副業や複業をするセラピストも増えてきていると思う。
賃金を提示されると、それがその人間の価値のように感じてしまい方もおられるかもしれないけども、
「働きがい」というのは、賃金以外のところにも存在するわけだから、早合点しないようにしてもらいたい。
高い給料を得ながら、毎日ストレスにさらされている人もいれば、そこそこの給料で充実したセラピストライフを楽しんでいる人もいるだろう。
もちろん、低賃金で血ヘドが出るまで働いている人もいるかもしれない。
ブラック企業というのは、不景気においては当然出没する社会悪だったりする。
けども、同時に、今のように景気が上向きになっていくにつれて自然と淘汰されていくものだ。
医療・介護の経営情報 日経ヘルスケアから、理学療法士・作業療法士の給料を提示した。
自分がどの立ち位置にいるのか?
また、理学療法士・作業療法士が社会の中でどのような位置にいるのかの参考にはなると思う。
賃金だけで測ることができないものは多いけども
「仕事」という枠組みで理学療法士・作業療法士を考えた場合に
自分(たち)が何をしたいのか?
自分(たち)には何が求められているのか?
などを、給料の視点からでも考える参考になれば幸いである。
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