勇気――それは人生を切り拓く剣だ。 あれから31年の歳月が流れたが、ぼくが今もどうにか人生の荒波を渡っていけるのは、あの頃手に入れた勇気のおかげかもしれない。 昭和最後の夏に経験した、少女殺害の謎をめぐる冒険、友情、そして小さな恋。 稀代のストーリーテラーが書き下ろした百田版「スタンド・バイ・ミー」、ついに刊行。
今朝の虎ノ門ニュースで、作家百田尚樹さんが紹介されていた。
本日、取次に搬入とのこと。
(正式発売は2019日7月18日)
もう並べられている書店もあるようだ。
ここで、百田さん自ら冒頭の文章を紹介されていた。
小説の冒頭は、作家が最も力を入れておられる部分だと思う。
そのお気持ちにもグッと来たし、読まれた文章にもグッと来た。
(↑該当部分から動画がスタートします)
勇気――それは人生を切り拓く剣だ。
僕が勇気を手にしたのは昭和最後の夏だ。
あれから31年の歳月が流れた。
平成は過ぎ去り令和となり、12歳の少年は43歳の中年男になった。
今もどうにか人生の荒波を渡っていけているのは、ほんのわずかに持ち合わせた勇気のおかげかもしれない。
なんと!
主人公はドンピシャで僕の世代!
もともと読むつもりでいたけども、さらにその気持ちが高まった。
夏、といえば読書だ。
まぁ、年中読書だけど、夏の読書はそれはそれで味わい深いものがある。
この本の装丁も、誰もが心に抱いている「あの夏」を感じさせるような
そして、これからの希望を感じさせるような、気持ちの良いものになっている。
残念ながら、百田さんはこの『夏の騎士』で小説家を引退すると言われている。
そして、それだけにこの本にかける思いはかなり強そうだ。
Twitterなどでさまざまな暴言を吐かれているがそれも封印するとのこと。
(その暴言もファンにとっては楽しみのひとつなのだけど・・・)
amazonで注文していたけども、地元の本屋で買うことにしよう。
地元の本屋さんにも頑張ってもらいたいし・・・
今年の夏は良い夏になるぞ。
皆さんも読書いかが?
本を手にとって、夏を過ごそうや。