Categories: 理学療法/病院

セラピストのPalliative care

BMJ(イギリス医師会雑誌:British Medical Journal)に掲載されていた記事に目が止まった。

Palliative care in patients with heart failure
(心不全患者の緩和ケア)

というもの。

緩和ケアというと、『がん』と想像しやすいかもしれないけども、多くの疾患においてその終末のあり方は考えなければならないことだ。

この記事の中で
終末期緩和ケアが必要とする人の疾病分布(WHOデータに基づく)がグラフ表示されている。


(このグラフは、僕がこの記事から再度グラフ化したのもの)

この記事自体は、心血管疾患患者に対する緩和ケアの重要性を説いたものなのだけども、やはり、緩和ケアを必要とする人たちの疾患は多岐にわたることもわかる。

また、新血管疾患やガンだけではない、というよりも、ありふれた疾患において、緩和ケアの介入が必要なのだということがわかる。

たとえば、リハビリテーションの専門家たち
パーキンソン病の患者さん、認知症を患う患者さん、リウマチの患者さんなど、そういった方達の緩和ケアについて、考えているだろうか?

その場での症状や生活に対するリハビリテーション介入についてはプログラムを組んでいると思うけども、終末の場や緩和の場において、僕たちはどのように手を差し伸べることができるだろうか?

手を差し伸べる・・・

どのような手を差し伸べるだろうか?

スポンサーリンク

参考

KAZZ BLOG「緩和ケア」関連の記事

kazz_ash

足川 和隆 理学療法士18年生! 毎日、始発で出勤、最終で帰宅の米子~松江の通勤をしています!

Recent Posts

組織の目標

組織の目標 ありがちな話 その…

10か月 ago

ロブスタの焙煎

ベトナムの珈琲豆を仕入れて焙煎…

2年 ago

そうしてきたヤツはそう思う|黒川健児

そうしてきたヤツはそう思う 漫…

3年 ago

孤独と孤独感|Under the Bridge

『孤独』というのと 『孤独感』…

3年 ago

友達の老眼メガネを借りてみた

友達の老眼メガネを借りてみた …

4年 ago

ラテアートを始めよう!|TURNER STYLE LATTE ART BOOK 5/22出版

ラテアート世界チャンピオンの …

4年 ago