明日からあっという間に新年度!
3月の読了は16冊!
新海誠の小説版『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』が2月の僕の誕生日に発刊されたのが嬉しかった。映画と小説の違いがありながらも、同じ世界観が描かれていた。
森博嗣は『少し変わった子あります』と文庫新刊の『フォグ・ハイダ』。『少し変わった子あります』はミステリ。〝え?いつの間に?〟という森博嗣のミスディレクションに乗ってしまった快感を味わうことができた。『フォグ・ハイダ』は時代物のシリーズで4冊目(残すところ、あと一冊)。毎回、静かに引き込まれていく感じだ。
井上夢人の『ラバー・ソウル』は圧巻の久々のやられた感で、長々とストーカの気持ち悪い話を読んだ後の、価値観大転換が素晴らしかった。岡嶋二人の『どんなに上手に隠れても』もよかったな。ちなみに、岡嶋二人は井上夢人が徳山諄一とコンビを組んでいた時のペンネーム。
円居挽 『シャーロック・ノートII 試験と古典と探偵殺し』はシリーズ2冊目で、今回も複雑な心理戦が楽しかった。
ロックト・イン・シンドローム(身体はほとんど動かないけれども、精神は覚醒している状態)になったフランス人、ジャン=ドミニックボービー が瞬きで書き上げた書『潜水服は蝶の夢を見る』は素晴らしかった。肉体と精神について考えさせられた。
ビジネス書は幾つか読んだけど、笹氣健治『仕事の悩みを引きずらない技術』は、以前読んでたのを気づかず読んでた。