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4月の読了

4月の読了は17冊。
(うち2冊が電子書籍)

井上夢人の久々の新刊『the SIX ザ・シックス』は期待して読んだのだけども、イマイチで残念だった。
西澤保彦の『さよならは明日の約束』は推理者としておもしろかったし、この本のおかげで、古典推理ハリイ・ケメルマンの『九マイルは遠すぎる』を読む切欠になったのでよかった。

何かは忘れたけどもメディアリテラシーに関して読んでた本の中で紹介されてた坂井克之『脳科学の真実--脳研究者は何を考えているか』も、脳科学の本としても科学のあり方を考える本としても楽しめた。その流れで読むことになった春木良且『情報って何だろう』は、岩波ジュニア新書なので気楽かと思い気やかなりガッツリと勉強になった、というか思ったより難しかったので焦った。

自己啓発系(?)・ビジネス系の本として、
石井希尚『あなたを苦しめる過去から自由になる本』
椎名規夫『自分とまわりを変える魔法のNLP実践トレーニング』
濱田秀彦『上司の言い分 部下の言い分』
小宮一慶『一流の人は本気で怒る』
福原正大『世界のエリートはなぜ哲学を学ぶのか? 桁外れの結果を出す人の思考法』
和田秀樹『大人のためのハイスピード勉強法』
はどれもおもしろかったし毎度ながら反省しながら読んだ。
また先日の勉強会で紹介された2冊
福島正伸『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』
辻秀一『人のためになる人 ならない人―コーチ力が生み出す人間力・社会力』
は仕事をしていく上での根本的な思考として役に立つと思えた。

本屋の書棚で気になって手に入れた新書、牧野知弘『空き家問題』はこれからの医療/介護分野では知っておかなければならない日本の現状が描かれているなと感じた。

鎌田實の新刊文庫『死を受けとめる練習』は他者の死についてのみならず、自分の死について考える著者の逡巡に触れることができたと思う。

表紙のイラストが気に入って手に入れたミステリ円居挽『シャーロック・ノート: 学園裁判と密室の謎』が非常におもしろかった。おそらく続編も出ると思うけども楽しみだ。

澤田幸男『腸が寿命を決める』は病院NST(栄養サポートチーム)の一員として働く僕にとってよいお勉強になる本だったけども、終末にあるコロン・ハイドロセラピーへの勧誘が一面的すぎて商業的広告に感じて閉口した感はある。後で調べたのだけども、メイヨークリニックでは町内戦場の実施について注意喚起の記事を読むとやはりリスクもしっかりと認識しておく必要があると感じた。

今月は、小説フランス革命を読まなかったので、来月はこの本からはじめるかな・・・と思いつつ、まだまだ読みたい本が沢山ある!

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Kazz Ash's Bookshelf - 2015年04月 (17作品)


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足川 和隆 理学療法士18年生! 毎日、始発で出勤、最終で帰宅の米子~松江の通勤をしています!

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