Categories: 理学療法/病院

平穏死のすすめ

院内広報で知ってびっくり!

名著『平穏死のすすめ』の著者、石飛幸三先生がうちの職場に特別公演でこられるということ!
この本は、本当に考えさせられた。

企画提案したスタッフは素晴らしい!

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[Facebookページ]

日時:2015年3月21日(土)
会場:松江赤十字病院 6階講堂

テーマ「高齢者の終末期医療について」
    ~施設での「看取り」に向き合う~

14:05~ 基調講演
・演題:「平穏死とは」
 講師: 東京都世田谷区立 特別養護老人ホーム
    「芦花ホーム」 医師 石飛 幸三 先生

15:00~ 報 告
 1.「急性期病院の中で思う事」
   松江赤十字病院 検査部長 内田 靖 先生

 2.「施設での看取りについて思う事」
   特別養護老人ホーム 明羽苑
          施設長 武部 幸一郎 先生

15:30~ 質 疑

主催:松江赤十字病院
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『平穏死のすすめ』は、特別養護老人ホームの常勤配置医の石飛医師の書。
副題は「口から食べられなくなったらどうしますか」

僕も仕事柄、胃瘻(いろう)や経鼻胃管での栄養をおこなう場面には多く遭遇する。

現状の栄養状態の改善だけを考えるのではなくて、その後の人生(の終局)のあり方も考えることが必要だとあらためて痛感した。
老いの先にある死でさえも”病”ととらえて治療対象のごとく扱ってしまうのは考えものだと思う。

すこし前に中村仁一さんの『大往生したけりゃ医療とかかわるな』を読んだのだけども、この本も同じ方向の内容で、老いやその後の死のあり方について考えさせられた。

ただ、現在胃瘻や経鼻胃管をしている方を目の前にすると、やはり複雑な思いがしてしまう。
水だけを与えて穏やかな死を迎えさせることを考える・・・なんてやはりできずに、
乱暴な言い方だけども、放っておけないと感じてしまうのが大多数なのではないだろうか?

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【内容(「講談社BOOK俱楽部」より)】
延命治療の限界と、人としての安らかな最期を考える。
特別養護老人ホームの常勤配置医が介護現場の最前線から初めて提言し、刊行以来大反響を呼んだベストセラー、待ちに待った文庫化!
食べられなくなった超高齢者に対し行われている「胃ろう」と多量の栄養点滴投与は、肺炎を誘発し苦痛を与えるだけである。死への準備をしている体にはそれにふさわしい栄養と水分があれば十分だからだ。待機者が常に数百人という特養の常勤医が提言する安らかな死の迎え方は、読む人すべてに熟考を促す。
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【目次】
第1章 ホームで起きていたこと
第2章 高齢者には何が起きているのか
第3章 なぜホームで死ねないのか
第4章 私たちがしたこと
第5章 ホームの変化
第6章 どう生きるか
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「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか
クリエーター情報なし
講談社

↓文庫版はこちら↓

「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社

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足川 和隆 理学療法士18年生! 毎日、始発で出勤、最終で帰宅の米子~松江の通勤をしています!

View Comments

  • 平穏死とは

    待ちに待った講演会!
    病院主催の地域医療従事者研修会。
    以前も紹介したとおり(※)
    石飛幸三先生の講演会なのだ。
    嬉しかったので、TwitterやFacebookでも情報拡散した。
    が、それを行うまでもなく、会場は満員だった!
    (SNSの情報拡散でここまで集まるとは思え...

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