先月、ブルーバックスから、「社会脳からみた認知症』(伊古田 俊夫)が出版された。
これは、前著『脳からみた認知症』の続編。
■脳からみた認知症(2012/10/20)
■社会脳からみた認知症(2014/11/21)
精読はまだなんだけども、おもしろい!
認知症にみられる症状が、脳のどの機能と(あるいはその問題と)関わっているかが説明・考察されている。
脳画像検査の中でもCTやMRIのみではなく、SPECTによる説明が多くみられるが、構造的な事柄よりも機能的な部分に焦点を当てているためだと思う。
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ちなみに
CT(コンピュータ断層撮影;Computed Tomography)
MRI(核磁気共鳴画像法;magnetic resonance imaging)
SPECT(スペクト;単一光子放射断層撮影;Single photon emission computed tomography)
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両方購入してみたけども、すでに2012年の『脳からみた認知症』を出版された時点で、認知症において『社会脳』の視点から考察されている点は興味深い。
■社会脳からみた認知症
社会脳からみた認知症 徴候を見抜き、重症化をくい止める (ブルーバックス) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
■脳からみた認知症
脳からみた認知症 (ブルーバックス) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
もう一冊、認知症関連の新刊で気になっているのが
認知症のリハビリテーション栄養 | |
クリエーター情報なし | |
医歯薬出版 |
リハビリテーション栄養の第一人者、若林秀隆先生の編著だ。
内容が気になる~!
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リハ栄養は、認知症予防や軽度認知障害に対する効果が期待され、軽度~中等度の認知症に対し薬物療法、ケアを含めた包括的な介入を行うことで、認知症医療、介護の質をより向上できる。本書は多職種向けに、認知症リハビリテーションや栄養療法に適切なリハ栄養介入ができることを解説した一冊.
【目次】
詳細はコチラ
第1章 認知症の診断と治療
第2章 認知症のリハビリテーション栄養
第3章 主な認知症疾患のリハビリテーション栄養
第4章 施設別の認知症のリハビリテーション栄養
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