先日、久々に本屋に行ったおりに、大量に小説を購入した。
その中の6冊は、森博嗣(モリヒロシ)のスカイ・クロラ シリーズ。
スカイ・クロラシリーズは、発表年順では
■スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2001年)
■ナ・バ・テア None But Air(2004年)
■ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven(2005年)
■フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life (2006年)
■クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky(2007年)
■スカイ・イクリプス Sky Eclipse(2008年)
となっている。
今日はその内の最初の「スカイ・クロラ The Sky Crawler」を読んだ。
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実はこれ、映画化されていて、以前にそれを観た時は、原作があるのを知らなかった。
非常に心に残る映画であった。
なんというのか・・・、強烈な余韻を残す映画だ。
人は誰でもある制約の範囲内に留められ生きている。
空間的にも時間的にも。
「使命感」を感ずるか否かにかかわらず、存在している。
その、生きることの意味を問う時に沸き起る恐怖や虚無感。
しかし、それでも世界は動いている。たいして変わらずに。
そのなかで、突っ込んで生きていくことも可能だし・・・離脱も可能だ。
必ずしも自分の手で行われることではなくて、それこそ他者の手によって、あるいは偶然によってもたらされる場合もある。
・・・
映画の影響があって、この度読んだ原作の方も非常のめり込んでしまった。
次は、そうだな
「ナ・バ・テア None But Air」を読むか。
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【The Sky Crawlers - Trailer】
完全な平和が実現した世界で、
大人たちが作った
「ショーとしての戦争」。
そこで戦い、
生きることを決められた
子供たちがいる。
思春期の姿のまま
永遠に生き続ける彼らを
人々は>と呼んだ・・・。
空よ地表の境で繰り返される
終わらない、
愛と生と死の物語。
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ちなみに、アリゾナの老人はかく語りき
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