今日は神経内科・脳外科病棟の看護師さんから勉強会を依頼されていた。
■介助法指導
今回は患者さんがベッドから車椅子へといった移動をする際の介助方法の指導を行った。
思ったより参加人数が多く、10人以上の看護師さん、看護助手さんが来られた。
有り難いかぎりだけど、技術伝達にしては少々人数が多い。
ぼくの指導方法のモットーは『体験してみる』ということ。
言葉や文字だけでは通じないものがあるので、体験を通して納得してもらいたいという期待がある。
もちろん、技術なんてのは一日でどうこうできないものもあるので、ポイントを掴むことが重点的なのだけど・・・
なので、実技もスタッフ同士の練習のみならず、理解のある患者さんにご協力いただいて被験者(実験台)を(文字通り体を張って)行っていただいた。
健常者(スタッフ)同士の練習だと、どんな(ヘタな)介助でも予定調和的にうまくいったりする。
そんなだと、「まぁ、こんなもんかな」で終わって結局現場で苦労・・・てことに成りかねない。
やはり生身の患者さんにご協力いただくのがいいと思っている。
そしてさらには、臨床場面において声をかけていただくのが最も良い方法だと思っている。
「この方どうしたら、よりよく介助・誘導ができますか?」
なんて質問の飛び交うようになれたらいいなと思う。
何も考えないで機械的・力任せに行う介助よりも、「こうやったらうまくいくぞ、これはマズいな」と考えながら行う方が、患者さんの負担軽減にもスタッフ自身のスキルアップのためにも良いと思う。
・・・そう思いながら行っている。
そして
毎回看護師さんへの指導を通して、僕もかなり勉強させてもらっている。
看護師さんと言えど、いろんな方がおられる。個々に合わせた指導が重要だ。
専門家に指導できないくらいならば、ご家族などにはより説明ができないことになる。
僕にとっては、いろんな指導方法を学ぶ場でもある。
より良く指導ができるようにスキルアップしたい。
(もちろん介助技術の向上もだけど)
うん、充実充実!
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勉強会
はじめまして。私も看護師ではないですが、病棟勤務してるので、患者さんを介助することが、しばしばあり、悩むことがあります。看護部は鬼のように、勉強会を開いてますが、理学療法で、勉強会を開いてもらえばいいんですね。うちのリハビリ科のスタッフ、なんだか別世界なんだよね。
re:勉強会
>ラブビールさん
コメント有り難うございます。
悩みながら仕事をする姿勢は良いと思います!
問題は、悩まないことです。
疑問を感じるって大切です。
で
お気軽にリハビリの方に声をかけてみてください。
専門家として、(たぶん)喜んで伝えてくれる筈ですよ!