不覚にも涙を流してしまった。
今日はウチの病院が開催する緩和ケアシンポジウムに行ってきた。
消化器外科病棟の師長さんの話で、どうもマイってしまった。
師長さんはシンポジストとして壇上に座り、がん患者さんに関わった事例を数例とおした発表されたのだけど、
まず・・・
患者さんが生前に撮られた写真。
この写真はなかなか素敵で、病棟廊下に飾ってあるけど、しばしば目を奪われていたものだ。
この写真が患者さんの撮ったものだとは今日まで知らなかった。
青々とした空に向かって勢いよく伸びたのヒマワリ群れの写真。
その写真が県民会館のホールの壇上スクリーンに大きく映し出されたワケだけど、これにはマイった。
まるで、自分がファインダーをのぞいている気分になったからだ。
そのとき患者さんは何を思ったのか、どう感じていたか・・・息を止めてシャッターをきったのか・・・まるで自分がその方とシンクロしてしまう感じだった。
その後の事例も患者さんを疑似体験してしまう気持ちだった。
ただ、涙は、悲しい涙ではなくて、一生懸命生きたという感動というのか、どうにも抑えられなかった。
書きたいことイロイロあるけど、表現できないや。