今日も仕事を終えて心臓血管外科の会議に参加。
長引いた会議もひと段落を迎えたのが21時前。
帰る準備をした若手看護師さんがドアのところで僕をみつめた。
「・・・一緒についてきてくれませんか?」
う~む!!
もてる男はつらいぜ!
・
・
・
な
わ
け
が
な
く
看護師さんが向かいたかったのは
とある患者さんのところだった!
その患者さんは、彼女の所属する病棟ではなくて、ICU(集中治療室)におられる。
・・・手術をうけられたのだ。
彼女は病棟看護師(心臓血管病センター)
「ついてきてください」っていうくらいだから、多分ICUが恐れ多いのだろう・・・
(それに、21時前だったしね)
その患者さんのリハビリ担当の僕に付き添いを頼んだというわけだ。
やさしい看護師さんだね。
彼女は手術前からその患者さんを担当していて、手術が終わりまた戻ってくるのを待っているのだ。
でも、手術後の経過が気になっているらしくて、すぐにでも会いたいらしかった・・・
僕もまだ用事があったが、そんな彼女の申し出を断るわけもなく、案内することにした。
薄暗い階段を上って、ICUの独特な自動ドアを抜け、そして患者さんのベッドに彼女を案内した。
控え目に名前を呼ぶ彼女の声に、患者さんは目を大きくしてびっくりされていた。
そして眼鏡をつけなおした。
目の悪い患者さんが不安にならないように、手術後の眼鏡の使用をICUに申し送ったのも、彼女だ(おそらく)。
「もう少しだけ待っててくださいね」
と、酸素マスクの下から声を出された患者さんの声が印象的だった。
ほんとは、あまり良くない身体から湧き出る生命力を感じた。
そして、患者さんは僕たちの訪問に対して
「励みになります」
と言われたが、
それこそが
僕ら医療者の励みなのだと
そう思った。
僕はベッドサイドが好きだ。
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Unknown
kazzさんの日記拝見してると、一緒にお仕事できたらなぁ~…といつも思います。
>花吹雪さん
どーも有り難うございます!
ぜひぜひ!
一緒に働きましょう!
職員募集中してるかな(笑)?