妻の呉さんからの告白は、呉さんが死去する12日前の3月20日早朝のことだった。
転んで怪我をし、そのまま寝たきりとなった呉さんは、夫がベッドまで運んできた朝食を食べ終わると、力なくベッドに横たわった。そして、何度か夫の名を呼ぶが、その後に言葉は続かず。しかし、食器を片づけた夫が再び呉さんのそばに戻ると、「私、戊午年(1918年)生まれなの。本当はあなたより12歳年上なの!」と唐突に叫び、夫を見つめ涙を流したという。
2人は1953年に出会い、57年に結婚した。出会ってから55年もの間実年齢をひた隠し、自責の念にかられる妻を前に譚さんは「昔のことはもう言うな。過去のことだよ」と答えたという。
実は譚さん、妻のウソを20年も前に察していたとも。「12も年上であることがバレたら夫は自分から離れてしまう」という妻の苦悩を察し、真実など知りたいとも思わなかったという。
呉さんも夫の反応は意外だったようだが、その一言に肩の荷が下りたかのか、4月12日、安らかに息を引き取ったという。
(翻訳・編集/汪葉月)
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Unknown
ルミ子とケンヤを思い出すなー。
私も一回り近く年の離れた男の子と交際してたけど、やっぱジェネレーションギャップは薄々以上に感じてたからな。
でも、呉さん乙女心を忘れてなかったよね。
あたいもそうありたい。
乙女心
お互いに大切にしていたのですね。
人(パートナー)を思う気持ち・・・素敵ですよね。
力強い愛を感じますね(涙)。。。