今日は講習会だった。
■PNF
アジアで唯一のインストラクター市川繁之先生が講師。
(ただし、国際基準を無視した日本国内のPNFインストラクター制度が存在するのだが・・・)
アシスタントの先生2名も来られて、非常に充実していた。
ちなみに、その一方はYouTubeに!
僕がここ数年に力を入れてきたのは、ボバースアプローチだったので、PNFについての情報や技術練習をすることはなかった・・・
考えてみれば7年くらいPNFの講習会は受けていないと思う・・・。
たまには、理学療法士のなかでも代表的な技術/コンセプトをアップデートしたいと思って、講習会に参加させてもらった。
・・・のだが
講習会案内に添えられていた手紙には・・・
「PNF"アドバンス"勉強会申し込みありがとうございます」
って、「アドバンス」?
聞いてないよ~(涙)
僕にとっちゃ、すべてアドバンスだよ~(笑)
と腰引けになっていた。
しかし、内容は基本を充実させるものだったので安心した。
(といっても、難しいのだが・・・)
今日の内容は、
■上肢の基本4パターンと座位での応用
■患者さんの治療デモンストレーション
■講義
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「基本パターン」は本当に基礎の部分が大切ということで、じっくり行えた。
パターンを4パターンにしぼってあったので、僕のような人間(つまり経験不足)にはありがたかった・・・
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「デモンストレーション」は、脳梗塞(おそらく塞栓:詳細部位不明)で独歩レベルの患者さん。
本人の希望として「箸が使えたら・・・」というところから上肢機能についてのアプローチをされた。
結果・・・箸の使用が部分的に可能になった。
「初めてできたっ!」って満面の笑みを浮かべた患者さんが素敵だった!
コレは担当者は複雑だろうと思う(僕だったらそうなのだが)
■患者さんの機能回復はうれしいことだ
■でも、自分の技術で行えていなかった
このコンプレックスが生まれると思う。
でも、それが励みになって、技術の錬磨を行っていけるんだけどね。
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「講義」では、肩の中間位(neutral position / zero position)をscapla planeとともに解説していただいた。
肩の(内外旋)中間位が、肩のみならず体幹の正常な効率的な強調を伴った活動を可能にし、力/持久性を発揮させることができる・・・とそう理解した(違ってたらスマン)。
しかし、人間において多くの場合は、肩関節は外旋位のまま活動されることが多く、アンバランスや非効率を生むことになるらしい。
たしかに、内外旋中簡易を調べると、中間位を作るのは困難だったりする。
※ちなみに、内外線中間位を見るときは、上腕の内側上顆と外側上顆を結んだ線が肩甲骨面(scapla plane)上に位置するかをみる。
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「PNFは、よく難しいと言われるのですが・・・実際難しいです(笑)。でも、体の構造が複雑ですからそれに対応するには複雑になるのは当然なんです。アプローチはなるべくシンプルに考えていますが」
こういう紳士的な発言って素敵だ。
それにしても、市川先生のパターンってきれいだった。
前回受けたとき(つまり7年くらい前ね・・・)も、ため息モノだったが・・・
今日は、ホントによかった。
不十分ながらPNFのアップデートになったし、初めてのデモも良かったし、視点を改めることができたように思う!
(7年ぶりだからね・・・クドイ?)
さて・・・
あしたは小児のボバースアプローチの講習会参加予定(笑)!
刺激的な週末だっ!
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