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フィードバック

理学療法/病院

今日は毎月2回行っている実技練習の日
「継続は力なり」で、長らく続いている。

若手を中心にした実技中心の勉強会で、講師も内部スタッフでつとめ、伝達なども行っている。

時には僕が講師役なのだけども、若手の話や伝達を聞くと、新しい話題に触れることができていい。
僕も最近は公式な実技勉強会にはあんまり参加していないので、若手の実演をきくと良い刺激になる。

最近この勉強会で僕がやっているのは、実技の動画撮影。

勉強会の流れは、講師役が実技デモンストレーションをして、それを参加者が練習するというもの。

僕は実技練習の指導・アシスタントをしているのだけども、その指導に動画を使うことにしている。
動画といっても、iPhoneをつかってするので、お手軽なものだ。

説明者が行う実技や参加者が練習する実技を動画でとり、その場で動画を用いたフィードバックをする。

実技を行っていると、しかもその実技が新しいものだったり、ちょっと難しそうなものだったりすると、施行者(セラピスト)の視野は狭くなりがちになる。

そうすると、相手(被験者)の反応を見逃してしまうことが多い。

たとえば、腹部に対するアプローチをしていると、セラピストの視野はどうしても腹部その周辺に集まりがちになる。
で、手や足や頸部といった末梢に現れる立ち直り反応や努力的な活動に気がつかなかったりする。

あるいは、被験者が大きくスウェイバック(のけぞり) していても正面からは気がつかなかったり・・・。
こういった時に側方からの視点があれば、スウェイバック(のけぞり)で患者(役)が努力していることに気がつく。

なので、セラピストの視野から外れた部分の動画を撮影して本人に見せてあげるのだ。

このことに気がつくと、視野を広げたアプローチが展開できるのではなかろうかと考えている。
実際、本人に動画を見せてあげると、

『こんな具合になってたんだぁ(気がつかなかった)』

という感じになる。

実際の臨床場面では動画をってもらう機会は少ないと思う。
自分の心の目と感覚で患者さんのトリックモーション(代償運動)などにも気がつかなければならない。

あと、動画撮られていると、一定の緊張感がでるよね(笑)

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