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撹乱オヤジ

理学療法/病院

本日も、臨床業務を終えて、実技練習会!
近隣病院のセラピスト(理学療法士・作業療法士)で集まって実技の練習を行っている。
若手で集う2週間に1回の勉強会だ。
(毎度ながら、僕のみは若手ではない)

前回に引き続き、ボバースのベーシックコース(3週間コース)を終えたセラピストの伝達講習。

人に伝えることって、勉強になる。
自分が勉強したことを、自分の言葉にして相手に伝えるということは、非常に勉強になることだと思う。

そんな講師役のセラピストの解説にチャチャを入れつつ、楽しく過ごした。

若手の勉強会なので、柔軟性を大切にしてもらいと思っている。
偉い先生がそう言ったからそうだという泥沼にはまらないように気をつけてもらいたいと思っている。

たとえば、
神経システムの解説においては、「脳卒中のような、そのシステムが破綻した患者さんについてはどう解釈すのか?」
とか、
実技においては、”よくわからない”という感覚を大切にすること。

とにかく
自分の知識でもって”こじつけ”にならないように注意を促している。

勉強を進めると、いろいろなことがわかってくる。
けども、それはかなり狭い世界での解釈であったりもする。

そういった可能性を自分で認識して、自分の認識をメタ分析する日ことが必要となる。
つまり、そう分析している自分を分析する、というような余裕や余地が必要なのだ。

その上で、必要なのが、「言葉の定義」であったり、「他の可能性」であったりする。

若手との勉強会で面白いのはそういうところだ。

ピアジェやヴィゴツキーが子供達を撹乱させるような質問をしたように

これからも、若手を撹乱していきたい。

そうすることで、僕の中で答えが見つかるような気がするからだ。

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