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虚空

理学療法/病院

朝、職場のロッカーを開けると、見慣れない光景。

フックに袋がかかっていた。

半透明な袋にすけて 素敵なラッピングがされた箱が見えた。

これは、もしや

春が来た!
(*^∇^*)

箱の中身を即座に開けるということはせずに着替えを済まして、スタッフルームに向かった。

気分はルンルンだ!

あの子かな、あの子かな?
もしやあの子かな?

考えてみると、誰もアクセスすることがない僕のロッカールーム。
鍵はかけてないので、その気になれば誰でも箱を仕込むことは可能だ。

(゜Д゜≡゜д゜)モシヤ

kazz殺害計画??

箱を開けなくてよかったのか・・・?

考えていたところへ、課長来室。

朝の挨拶をすると

「kazzくん、入れといたから。」

と・・・

(゜Д゜≡゜д゜)モシヤ

課長はホモだったのか~っ!!!

いや、僕はそな趣味は・・・

と、いうのではなくて、
課長の純粋なプレゼントだ。

もう何度プレゼントをいただいたことになるかわからない。

課長が定年退職ということで、本日は最終勤務日となっていたのだ。

いただいたのは

素敵な湯呑み

箱には
[kokuzou-gama]
の文字。

素敵な愛のある贈り物に、感謝。
心あたたか。

課長に想いを馳せながら、これから末長く使わせていただきたい。
(割らないように・・・)

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