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メーデー

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今日はメーデー
「労働者の日」だ。
「労働者」なるものがどういう具合に定義付けされているか分からないけども、(あるいはそのせいか)僕は自分自身に対して労働者という意識がない。

病院には、日々労働者のことを大事に大事に考えて考えすぎて仕方のないほど立派な組織がある。
(ちなみに、医師や院長は労働者から省かれる。)

■労働組合(ろうどうくみあい)

この団体
朝早く、職員が出勤する頃に、チラシを配っていることがある。

団体の交渉等の報告なんだけど
基本的には

・職員増やせ
・休み増やせ
・賃金あげろ

と経営陣に対して文句を言っている。

文句を言う割に、職員を増やすにはどうするか?休みを増やすにはどうすればよいか?賃金をあげるにはどうすればよいのか?という具体的戦略は見えてこない。おそらく文句を言う意外の方法論は持ち合わせていないのだろう。

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この度は・・・というか先日のチラシでは、救護活動について、文句を言っていた。

ようするに

・手当てをだせ
・7時間45分以上働いた場合は時間外労働賃金をだせ

ということだ。

┐(´~`;)┌
ヤレヤレ



労働組合諸君!
なぜに、そんなチラシを配るのか!?
(てか、組合員それぞれは、意味も分からずに政治的なプロパガンダに従い、チラシを配っている可能性もあるが・・・)

先ず、必要なのは「労い(ねぎらい)」だろう!
救護班に行ったスタッフも、病院に留まったスタッフもよく頑張っているねっていう労いがあるのが当然だろう!労働者のことを思うなら。

僕自身救護班に行ってきて、自分で言うのもなんだが、救護班に出かけた職員は、一生懸命頑張っていた!

そして、それをバックアップしていたのは病院をはじめとした組織のの総合力なのだ。
病院はジリ貧の経営の中で、自らの収益を見捨て、サービスを低下させ、被災地に職員を送ったのだ。

そこを評価すべきだろう!

救護班に行ったスタッフが活動報告の中で涙をながして訴えたのは

「時間外くれ」とか「慰労休暇を取らせてくれ」とかいったことではない。

『被災地ではもっと救護を必要としている。』

そういうことだったろう!

みんな、強いられた労働として被災地に行ったわけではない。

僕からすると、労働組合のやっていることは、職員vs管理者という対立構造をあおっているだけにしか見えない。

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労働組合が、労働者のために賃金あげろとか、労働条件をよりよいものにしろと訴えたいのはよくわかるが、そういった結果どうなると思う?

病院は救護班を被災地に出すのに高いハードルと超えなければならなくなり、結果、職員を被災地に向かわせるのが困難になってしまう。

それでは被災地支援は滞ってしまうだろう。

それとも、病院に使って余りあり潤沢な資金がどこかに隠されているとお考えか・・・?

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あるいはこんな話がある。

信号のない道路があって、出勤時間帯には多くの車が通る。
普段は皆が譲りあって事故もなく過ごしていたのだけども、「信号がないから危ない」と、善意で交通整理をするおじさんが現れたら、たちどころにその道は混んで、余計に危険になってしまった。

・・・
そういったことなのだと思う。

よかれと思っても、邪魔になることってあるんだ。

悪いけど、労働組合!
救護の邪魔だから、黙っていてくれ!

あなたたちが、時間外だの手当てだのと訴えることが、救護の環境を良くしているとは思えない。

組合曰く、『救護派遣は業務である。本社通知に従って病院は派遣した職員に各手当を支給するよう求めました』

だとさ。
余計なお世話だよ。

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というわけで、僕が労働組合にかわって職員にエールを送るっ!
(余計なお世話だろうが)

職員のみなさん!
病院も私たちも大変な状況です。

ただ、被災地ではもっと大変な状況で生活されている方がたくさんおられます。

住むところ、食べるもの、家族、仕事、財産・・・そういったものをすべて失っている状況のかたが多くいるのです。

いまは、被災地の方の苦しさを、分かち合いましょう。
可能であれば、助ける側に守りましょう。

今こそ、みんなで力を合わせ、日本を復興へと導きましょう。

必ず日本はよくなる。
職場の環境も良くなる。

今は踏ん張れ!
救護班のスタッフも、残って病院を守るスタッフも、目の前の仕事に一生懸命であれ!

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参考

KAZZ BLOG「労働組合問題」(2009年05月02日)
KAZZ BLOG「リハビリ」関連の記事
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