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救護班(2)

救護班

5時半、起床。
目を覚ますと、すでに主事がパソコンを開いておられた。

僕は、ぐっすり寝てしまったが、この場合、いいのやら悪いのやらわからない。
昨夜のバタバタが嘘のように清々しく晴れている。

朝食は6時。
ランチパック・スープ・ゆで卵、トマト・キューリ・コーンスープ

7時になると、医師と師長、主事は災害対策本部のある、石巻赤十字病院へ朝のミーティングに向かった。

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昨夜の余震のせいで、待機命令がくだされていた。
昨日にいわれた、向かう予定の雄勝町大須の状況が把握できていないためだ。
現在の道路状況、被災状況などがしっかりと把握できなければ、僕たちを向かわせることができないのだろう。

すぐにでも向かう気でいたのだが、勇み足がよけいな災害を招くこともあろうと思い、昨夜同様に我慢をした。

準備・・・といっても、現地状況が全くわからない中では動けないことも多いし、昨日の間に用意していたもので一般的なものには対応できる状態であった。

全く時間を持て余したわけではない。

空き時間を使って行ったのは
医療資材や生活用具など、様々なものが収まっているトラックの整理だ。

僕たちは救護班の第6班
それまでに、いろいろなものが出し入れされているから、この車の中は散らかっている。

何かものを探そうと思っても、なかなかすんなりといかない状況だった。

すぐさま何かに対応できるようにするには、ここの整理は必要なことだ。

整理整頓作業に取りかかると、見えないものも見えてきたりして非常によかった。
おそらく、前までの半も、バタバタの中で5日間の救護活動を終えたのだろうから、散らかっているんだ。

ここでリセットするつもりで、しっかりと方つけておきたいと思った。
救護班のための活動だけども、そんなことでも役立てるならばうれしいと思った。

・・・それにしても、ものが多い。

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