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ココロに残る先輩からのひとこと

理学療法/病院

今月の「EMERGENCY CARE(エマージャンシー・ケア)」

エマージェンシー・ケア 24巻3号

メディカ出版

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特集は『新人ナース育成実ガイド』となっていて、『ココロに残る先輩からのひとこと』というコラムがいくつか載せられていた。

そのウチのひとつ
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「ナースコールが鳴る前に患者さんのところに行きなさい」

 入職して数ヶ月がたつころ、私は時間内に勤務が終わるようにと必死にカルテをかいており、担当している患者さんのナースコールが鳴ったことに気付かなかった。すると先輩から「ナースコールは鳴ってからでは遅い。なる前に患者さんのところに行きなさい」と指導された。その後はナースコールがならないように何度も患者さんの部屋を回ったのを覚えている。この先輩の言葉には、ただ訪問するだけでなく、患者さんの病態を理解することや患者さんのニードを考えながら看護を行わなければならないという意味が込められていたのだと思っている。
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当たり前と言えば当たり前のことなんだけども、こういったアドバイスをしっかりと心に残していて、実践(臨床)に向かっていることは素晴らしいと思う。

ともすると、経験を積むとともに、いい加減な仕事となったりすることもある。
経験や知識のみが先行して手や足を使わなくなることもあると思う。

そんな時に、こうした、自分にとって大切なアドバイスを反芻して、気合いを入れることができたらいいと思う。

僕も3月一杯でまるまる『臨床経験12年』の経験をもつことになる。

やはり、いつでも初心に返って、自分の行動を振返り、さらに良い経験を積み上げていけるようにしたいと、そう思った。

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参考

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