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連携パス/症例検討会

理学療法/病院

実は日曜日から3連休。

その連休最終日の今日は、夕方から病院で開催される会議に出席。

大腿骨頚部骨折の地域連携パスは年に3回開かれているんだけども、そのミニ部会というのか、症例検討会が開催された。

地域連携パスの適応された方のその後を振返り、話し合うという内容だ。

そもそも、地域連携パスは、そのパスが適応された方が在宅に帰られてからの情報が急性期病院がわにしっかりと返ってくるところが良いと思う。

しかし現実は、紙のやり取りだけになってしまっている。
もっといえば、紙のやり取りさえもできていないのが実情である。

急性期側にパス用紙は戻ってきているのだが、『戻ってきているらしい』ということになる。
つまり、急性期側に戻ってきたパス用紙も、事務的に保管してあるだけで、理学療法士や看護師からすれば、いつ、パス用紙が戻ってきたのかも分からない。いつ、在宅に帰られたか(あるいは帰られなかったか)も分からない状況だ。

この点に関しては、院内の当該部所に再三申し出ているのだが、なかなか実現されない。
『パス用紙が戻ってきたら連絡ください』
ってだけなんだけども・・・そんなことさえも実行されないのが、小回りの利かない大病院のわるいところだ。

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今日の会は、本当に良かった。

まず
『開催されたこと』

制度的な必要性にとらわれず、この会が開催されたことは、意義の高いものだと思う。

定例会として行われている会では、なかなか本音が出にくいと思う。
僕のような恥知らずばかりではない。
会議時間も決められているし、社会性も重んじられているように感じられるし。

僕は、定例会においては毎回、書類や情報伝達に不備はなかったかなど尋ねるようにしているが、返ってくる返事は一般論であって、個々の症例でどうだったか、具体的にどうだったかという返事が来ないのが常である。

それは会議の性質上仕方がないと思うけども、今回の会は、一例のための会であるから、そもそもが具体である。
この方にとってどうだったか、そして、一般論としてどうだったかを語ることができたと思う。

願わくば、当初から写真を撮らせていただくなどして、スタッフ側が患者さんのことを忘れていな状況にしておくのも必要かと思う。

なにせ、在宅に帰られてからだと、(僕を含め)急性期に関ったスタッフなんかは特に、『どんな方だったっけ?』と記憶が曖昧になっているもんだ。

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とにもかくにも、今日の会は良かった。

月一でこういった会を開いていくという計画もあるらしいので、より具体的に、より詳しく話がしていけたら良いと願っている。

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参考

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