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一封

理学療法/病院

みなさん喜びたまへ!

今日は給料日っ!

・・・あ、関係なかった?

理学療法士として職場に勤めて12年にもなるが、給料をもらうたびに、「いい給料だなぁ~」と思ってしまう。
どうも、いまだに、お金をもらって社会で仕事をしているということに変な違和感を覚えてしまう。
仕事をして給料をいただくというシステムは、当然といえば当然なんだけども、僕も場合、小学生の頃から「仕事をして、お金をもらうっていいなぁ~」という感覚が残っている。

基本的に、お給金であろうがなんだろうが、お金をいただく時には「ありがとうございます」と深々頭を下げたくなる。

お給金は、給料明細に内容が記された紙が渡されるだけで、実際には銀行振込になっている。

なので、この紙を渡す仕事も事務的になり、束になった封筒を若手がスタッフに配るシステムになる。

願わくば、課長や部長から手渡しされて、お互いに「ありがとうございます」などと言葉を交わしてこのやり取りを行いたいのだけども、やはり、効率が優先されている。

とにもかくにも、「労働」は西洋的に考えれば「原罪に対する償い」的なものなのかもしれないが、日本的には「美徳」として考えられるのだともう。
「働く」は「傍(はた)を楽にする」という話は有名であって、きわめて日本的な、あるいは日本人的な「美徳」だと思う。

だからこそ余計に、労働組合のようなクレクレ集団を見ると、嫌悪感を催してしまう。
過去はどうだったかわからないが、労働組合なるものは共産主義的と資本主義が合体したような団体にしか見えない。つまり反権力資本追求合理主義。
だから、あればダメこれはダメと、病院幹部(=同一組織の人間なのだが)をつるし上げ、賃上げと労働負担の軽減を要求する。そのわりに、自分たちは組合費という高額な「運営費」を毎月組合員からとり、組合の運営に当てている。ちなみに、我が職場に置いても組合費が何に使われていて、組織率がどのくらいか公表されていない。
願わくば「傍(はた)を楽にする」ための労働組合であってほしいものだ。

と、労働組合の愚痴を書くと、よもや訴訟を起こされそうになったことがあるので、このあたりで抑えておく。
(※参照

さて、
今回の給料は特別であった。

それは給料明細に同封されたもう一つの封筒。

ザ・金一封!!!

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!

現在、現地立て替え中まっただ中の病院なのだけども、3月から部分移転した。
ヘリポートを備え誇らしく立つ高層棟に引っ越して、はや4か月も経つのだけども、

このたび
全職員対象「新病院竣工記念品料」をいただくことになったのだ。

封筒には病院長の手紙も同封されていて・・・

はっきり申し上げると・・・

こっそり読んで、涙があふれだ。

なにせ、総合病院と言いつつも貧乏病院。
大きな割に・・・というか大きいからこそ、経営も大変。

経営が大変ってことは、職員も馬車馬のように働いている。
ギリギリの状況は現場スタッフも病院経営側も同じだと思う。
だれもが歯を食いしばっている。

そんななか、パート・正職問わずに全職員に対して記念品料として金一封とともに励ましの言葉をいただくことに深く感謝を感じる。

病院長からは「みんなで頑張ろうぜ」的なメッセージが丁寧に書かれていた。
ホント泣ける。

----------------
職員の皆様へ

 高層等の完成と移転が無事に終了し、まだ工事半ばではありますが、当院の新たな一歩を踏み出すことができました。この間、患者さんやご家族の方、また職員の皆様にも大変なご迷惑をかけたことをお詫び申し上げるとともに、皆様方から多大なご協力をいただきましたことに感謝申し上げます。
 ここにこれまでの皆様方の努力に対しまして、些少ではありますが病院から新病院竣工記念品料を差し上げたいと思います。有効に使っていただければ喜びます。
 政権交代や診療報酬の改訂等、医療情勢にはまだまだ不安感は残ります。医師不足や看護師不足もまだ解消されてはおりません。これから多額の借入金も返していかなければなりません。こうした状況の中で、山陰一の病院を目指すには、今後とも職員が力を集結し、地域の皆様へよりよい医療を提供できるよう、不断の努力をしていくことが必要であります。
 病院の完全竣工にはまだ2年強かかる予定ですが、引き続きご協力いただきますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

院長
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インチョ~ッ!!
ワァァ━━━━━。゜(゜´Д`゜)゜。━━━━━ン!!!!

オイラ頑張るよ!

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参考

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KAZZ BLOG「労働組合問題」(2009年05月02日)

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