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無限を数える

今日は勉強会

・・・と言っても、専門(仕事)の理学療法についてではなくて

『数学』

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10月24日(土)午前10時~
会場:米子市公会堂
文化セミナー
テーマ「無限を数える 」
講師:蔵岡誉司先生(米子高専)
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講師の蔵岡先生は『普遍代数の部分領域全体のなす束の上の性質とファジィ部分代数のなす束の上の性質の関係を数理論理学の手法を用いて調べている。』・・・という方らしい。
(・_・)ナンノコッチャ

先生は講義の冒頭に「無限は人を魅了する」ということをいわれたけども、まさにそのとおりだと思う。

中学校の頃
僕は担任の先生に「宇宙は無限に広がっているの?」と聞き、先生は「そうよ」と答えられた。

その晩
宇宙の広がり、物質の広がりに無限があるものだろうかと・・・

眠れず思いを廻らせ、結局、徹夜したことがあった。

担任は英語の先生だったし、草抜き中だったので、「そうよ」って適当に返事しただけかもしれないけども、それ以降、この手の話に虜になった。

丁度、兄貴が『10歳からの相対性理論』という本も持っていたことから相対性理論のお話も好きだった。

10歳からの相対性理論―アインシュタインがひらいた道 (ブルーバックス (B‐584))
都筑 卓司
講談社

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あと、テレビではNHKがやっていた『アインシュタインロマン』・・・これもハマったな。

さて、『無限を数える』の講義だけども、楽しかった。

数学の魅力というかそんなところも語っていただけた気がする。

ゲオルグ・カントール
の話しからはじめられたけども、とてもよかった。

講義終了後に、質問タイムがあった。
質問者の質問は、純粋なものと考えるべきなので、あんまり批判はしたくないけども、それでも感想をヒトコト言わせてもらう。

「世の中の役に立つんですか?」

などとあった・・・

僕は、数学をある芸術の一分野、宗教性を帯びたものと考えている。
たとえば、絵画を見て、「コレを幾らで売るんですか?」「世の中に役に立ちますか?」ということを言われても興ざめするだけだ。
そんなものは、結果として生じればそれでよし。
数学者は数学者として、芸術家が芸術を行うように数学をしているんだと思う。
ま、僕は数学者じゃないけど。

あと、「ヒルベルト・ホテルの例え(無限の部屋に人が泊まり満室)は間違っているんじゃないですか?」
という質問(指摘?)もあったけども、例え話を現実レベルで批判するのはよしてほしい。
たとえ話なんだから・・・
あるいは、例えの間違いをみつけたら、どの部分がどういった理由で間違いなのかを指摘してもらいたい。

まぁ、いいや。

講師の先生は、本当に丁寧で分かりやすく講義をしてくださった。

こういった話は、本で読む以外ではなかなかないので、本当に有り難かった。

また、今日習った事を、本やネットで調べてみたい。

ちなみに、今日の講義については、たまたまポスターでみて出かけた。
申し込みもせず。

ほんとに、良い巡り合わせだったと思う。

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