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ショッカイ

今日はショッカイデー!

食事介助の日!
(詳しくはコチラ参照)

17:40~18:35

最近は介助の必用な患者さんが多いらしく、病棟の看護師さんも大変らしい・・・
(現場の人ならわかるはず!)

そんな中での患者さんの食堂への移動や、摂食動作の誘導はセラピストにとっても有意義だし、看護師さんの負担減にもなる。
もちろんアプローチ(食事姿勢の調整や食物の取り込みの促し、嚥下の促し)による患者さんの負担減が大前提だ。

うちのリハ病棟の食堂は、起き上がれないような人、介助が必用な人があつまる。

比較的動ける元気な患者さんが出てきて集うのとはワケが違う。

患者さんを寝たきり/部屋の中での生活にパターン化させないですむし、食堂に行くこと自体が活動性の向上にもつながると思う。
もちろんスタッフの目があるので、安全性の配慮も行える。

重症の方は、日中の生活を信じられないほどご自身の病室で過ごされる事が多いが、ウチのリハ病棟はそれをさせない!

・・・とまで格好良くはいかないにせよ、患者さんに優しい(キビシイ?)システムになっている。

さて、
食堂の患者さんたちの食事が終わり、お部屋への誘導。
僕はなにげに、このトランスファー(車椅子からベッドへの乗り移り)介助がすき。
腰を痛めるから嫌う人が多いんだよね・・・

普段自分が担当しない患者さんの移乗動作能力を、ぱっと見た目で判断して、どのくらいの介助が適正かを評価して、患者さんが楽に移れるように、そして自分の能力をできるだけ発揮できるように介助・誘導を加える。

「全介助」といって、患者さんの能力関係なしにこちらが全面的に介助するのであれば、ワンパターンですむのだが、それでは専門職の腕が泣く!
介助するのは臀部からか腋からか?声かけだけでできるだろうか?立位はとれるだろうか?運動方向を誤らないだろうか?疲労度は?痛みが無いか?時間がかかりすぎないか?

なんて、具合でやっている。
もちろん、自分の評価が外れる場合もある。
「案外出来た」とか「思ったよりできない」とか・・・

さて・・・
そんなこんなで終了したのが18:35。

手を洗っていたら、若い看護師さんがやってきた。

「今日は早く終わりました~!」

この時間帯で食事を終わると、看護師さんも次の業務にもうつれるんだろう。
逆に、この食事に時間をかけすぎてしまうと、その後の業務が後押しになってしまう。
(んで、バタバタしているうちに転倒事故が発生したりするんだろうな・・・)

決して、「楽する」と言う意味ではなくて、仕事をキチッと時間通りに終える事も重要だと思う。

若い看護師さんが続けた。

「(いつもは)もっと時間がかるんですよ。今日はたぶんkazz先生のおかげ!」

って言ってくれた。

(*´Д`)=зモエー

もとい・・・

これって、褒められたワケでしょ!

うれすぃ~!

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参考

KAZZ BLOG「ショッカイ(2007/3/23)」

コメント

  1. cyama より:

    Unknown
    言葉にするって、大切ですね。KAZZさんの頑張りが若い看護婦さんに伝わって、彼女も嬉しいし、彼女の言葉に、KAZZさんも、やりがいを感じて、もっと上をめざそうという気持ちが、いっそう強くなる。
                             でも、ちょっと心配にもなりました。あんまり頑張りすぎると、疲れませんか。KAZZさんが、元気である事が第一ですから。患者さん達の為にも、ほどほどに、頑張って!貴方の生き方は、彼女や、まわりの人達に、きっと、良い影響を与え、思いが伝わりますようにと願います。

  2. kazz より:

    >cyamaさん
    そうですね!
    僕も本当に嬉しかったです!
    疲れることもありますが、医療現場って充実してます。
    特に憤ったり、怒ったり、嬉しかったりで!

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