少しだけ欠けた月

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ビールを飲み,焼き鳥を食べてふらふらと出かけた先は・・・

■宍道湖

海のように広がる宍道湖
静かな水面が,やっと湖の性格を与えているようだった.

月明かりに照らされて
ゆらゆらと揺れる水面の優しさに思い出したのは
ヴェルレーヌの詩「ましろの月」.

ヴェルレーヌの「ましろの月」は
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ましろの月は
森にかがやく。
枝々のささやく聲は
繁のかげに
ああ愛するものよといふ。

底なき鏡の
池水に
影いと暗き水柳。
その柳には風が泣く。
いざや夢見ん、二人して。

ひろくやさしき
しづけさの
降りてひろごる夜の空。
月の光は虹となる。
ああ、うつくしの夜や。
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松江に来てはじめて,夜の宍道湖に行った.
静かで心地よかった.
たまにながれる小さな夜風.
湖の遠くを光を眺めては,雲の隙間の星を数える.
時折,湖面に枯れ枝を放る・・・

どこまでも静かだ.

もう一つ思い出したことがある

万葉歌にあるこんな歌

■磯城島の 日本の国に 人二人 ありとし思はば 何か嘆かむ
(しきしまの やまとのくにに ひとふたり ありとしおもわば なにかなげかむ)

ご存知だろうか?
これには,解釈が2通りあるらしい.

■この国に,愛しいキミが(もし)二人いるのであれば,僕はあれこれと悩む必要がないのに.でもキミは一人しかいないんだね.

もう一つは
■この国に,今こうしてキミと二人でいることが出来れば,僕はもうなにも嘆くことはないんだよ.

ねぇ!
素敵でしょう!

貴方はどちらの解釈を選びますか?
※ちなみに,この訳は僕による勝手なものなので,正式な訳を知りたい方は各自調べてみて下さい!(必要ならば)

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